なんでもよくおぼえてる

人生はからっぽである

大切に保管しておくこと

南御堂で落語会。誘われて聴きに行く。柳家喬太郎という人の噺ははじめて聴いたが、なかなか面白かった。それから春団治のお辞儀の綺麗さにびっくりした。腕とすっと添い、上半身が下半身にすべらかに張り付き、首と頭は全く揺るがず、起き上がると背筋がしゃきんと伸びている。落語を聴きに行って、お辞儀に感心するというのも妙な具合である。
心斎橋で呑んで帰る。