なんでもよくおぼえてる

人生はからっぽである

甘い逡巡

曇りになって、時々、晴れたり、またどんより曇りになって、雨がぱらついたと思ったら、夜は、まるで台風なみの強風が吹き、それに雨があおられて、上から下から雨しぶきが舞う。大変、不安定な空模様。
母に電話。退院はしてきたようだが、今まで6回の投与のうち最も副作用がきついらしく、電話で話すのも辛いようであった。どう?と切り出すと、しんどいねん、とだるそうな声。どのようにしんどいの?、聞くと、とにかくしんどい、と言って、じゃな、と電話を切られた。1分もせずに会話終了。無理して退院することなかったのに。母が退院してきたということは、これが最後の入院だったわけだから、もうドクターには会えないというわけか。やはり、先日の水曜日に、何とか探し出したかった。わたしは別にドクターに会いたいわけじゃなく、ドクターがあの人に似ているから、ドクターを見ているとあの人を見ているような気持ちになるから、だから、その姿をやっぱりもう一度、見たかった。自分が何を考えているのか、時々、ほんまにようわからんようになる。
結局、三浦はベイスターズに残留するのだとか。そのほうがいいよ。よかったよかった、あーあ。