なんでもよくおぼえてる

人生はからっぽである

逃げる逃げる逃げる

前日に引き続き、秋晴れ。今日が休みだったら、洗濯ものも布団もダアッと干して、さっぱりできたのに、と思う。しかし、今日は休みではない。
馬車馬のように働く。
行き帰りとも徒歩。出勤前にスターバックスに寄って、あと、昼休みにも、茄子とトマトソースのパスタを食べながら、読書。スターバックスの珈琲は特に好きではないが、禁煙してからというもの、この店のソファに身を沈めて本を読むのが極楽なのだ。喫煙していては味わえない快楽であった。
今日は、突発的に、梨木香歩『ぐるりのこと』(新潮文庫)を持って出てきたので、読む。南桂子の絵に惹かれて購入したのだが、文章が硬質でけっこう好みだった。
帰りは、丸福珈琲店で、珈琲豆を買った後、黒門市場に寄る。100円引きの券を使って、肉や魚を買う。
『考える人』、掘江敏幸と歩く旅。新潮社の手の内は見えているのだが、なんで買ってしまうのだろうか、くやしい。ミシェル・トゥルニエの小説を読んでみたいものだ。
母にも電話、明日は帰りますよ、と伝えると嬉しそうだった、やれやれ。
一週間前の日記を書くのは疲れる(10月12日・記)。