なんでもよくおぼえてる

人生はからっぽである

障害物をすり抜ける

わたしにとっては、連休初日。雲の多い天気だったけれど、キッチンマットや、シーツを洗濯して、ベランダのあらゆる手すりを使って干す。
洗濯に夢中になっていたため、小川洋子さんのラジオ番組を聴きそびれた。今日のテーマは確か、アラン・シリトー長距離走者の孤独』だったはず。『長距離走者の孤独』は、高校生の時に読んだきりで、どんな小説だったかほとんど記憶がないが、「感化院」という言葉が印象的でよく覚えている。人間は何かに感じるところがあって、何がしかの変化を遂げていくことができるのだろうか。本棚から文庫本を探してみよう。
岡田監督が、タイガースを辞めるという。別に岡田が悪いわけじゃないし、野球馬鹿であることがよくわかる指揮ぶりで、むしろこの5年間よくやったと思うが、わたしが岡田の立場でも、たぶん辞めていただろう。何を喋ってるのかようわからん勝利監督インタビューが聞けなくなるのは残念だ。ぜひ、また戻ってきてほしい。
母が寿司をつくるというので、実家へ戻り、いくらかお裾分けしてもらって帰ってきた。
夜中に珈琲をいれようとして、手が滑って珈琲ケースをおとしてしまい、粉をこぼしてしまう。昨日買ったばかりなのに、大ショックだ。職務経歴書を書くつもりだったが、これで一気にやる気が失せて、ふて寝してしまう。現実から逃げるのだ、なるべく早く、出来るかぎり遠くに。