なんでもよくおぼえてる

人生はからっぽである

コンドルは飛んでゆく?

一転して、快晴に。洗濯機をまわしている間に、朝刊を読む。ギョーム・ドパルデューの死亡記事を見て、驚く。まだ、こんなに若いのに。
昨日、ぬれた傘も一緒にベランダに干す。ベランダに立つと見える裏のマンションのどこかの部屋から、リコーダーの音がする。平日の午前7時40分前後はたいてい、どこかの部屋の誰かの、リコーダーの練習時間のようだ。メロディとしてまとまりそうでまとまらないから、何の曲を吹きたいのかわからない。時々突飛な高い音が出て、洗濯物を干す手が止まってしまうほどだ。練習しているのは、たぶん小学生かなあ、低学年くらい。もうすぐリコーダーのテストがあるのかもしれない。どこの部屋から聞こえてくるのか、マンションの窓をぐるっと眺めまわしてみるのだが、その音の主をいつもみつけることができない。
会社で、常備薬とインフルエンザの予防接種の申込、帰りに、難波の無印良品で、白いキッチンスポンジ(2個入。使いやすくて気に入っている)を2つ、面接に着て行く白いシャツを買う。引越しの際にアイロンを処分してしまったので、今あるシャツはみんな洗いざらしのままなのだ。面接にくしゃくしゃのシャツはまずいかな、と思って、新しいシャツを仕入れておくことにした。まあ、何でもいいのだが。全ては自己満足のためにある気がしてならない。
ジュンク吉田健一の『文学概論』(講談社文芸文庫)購入。
夕食は、人参や牛蒡など、野菜を入れた鶏団子をつくって、白菜とのスープにした。それと、鯵を焼く。