なんでもよくおぼえてる

人生はからっぽである

開いた窓から薄明かり

シトシト雨降り。問題発生した余波で、今日も仕事が忙しい。仕事が忙しいと、本が買いたくなるので、残業の後、紀伊国屋へ行く。
野口富士男の子供が新書を出したらしいので、それをチェックする。父親の日記のことだけを書けばいいものを、定年後の自分のことも写真付きでクダクダと書いてあるのが面倒くさいので、買わず。『ぐるりのこと』を読んで、なんでもっと早く気がつかなかったのかと悔やむほど、すっかり気に入ってしまった梨木香歩の文庫を2冊と、岩波文庫から出たモームの『アシェンデン』を購入する。『アシェンデン』は昔出ていた新潮文庫では2冊にわかれていて、1冊目は案外簡単に古本屋で見つけることができたのだが、2冊目になかなかめぐりあえず、そのままになっていた。今回は一冊にまとまっているので、うれしいよかったよかったと、雨の止み間をねらってテクテクと歩いて帰る。
晩ご飯は、カレイの煮付け。煮汁を使って、焼豆腐と牛蒡を煮る。焼豆腐は濃いめの味つけで煮ると美味しい。ポイントは、大豆と凝固剤だけで出来ている豆腐を選ぶこと。消泡剤とかが入ってると、美味しくない。
西武ライオンズ日本シリーズに進出。ドラゴンズとGのゲームとかわりばんこにラジオ中継を聞く。ゲームが終了した後は、オーティス・レディングのライブ盤を聴く。