なんでもよくおぼえてる

人生はからっぽである

梅干し、ねぎ焼、つくね串

若干、二日酔い気味の朝。朝から昼下がりまで、シトシトと雨。ベランダから身を乗り出してのぞくと、東側に教会が見える。教会の屋根の十字架に、雨粒があたって方々に散っているのを眺める。午前11時になると、讃美歌が流れ、それにあわせての合唱するのが聞こえる。やさしいソプラノ。日曜日は、礼拝が3度ほどにわけて行われるようだ。傘をさした人々が、どこからともなく集まってくる。
朝は、昨日、和歌山出身でお母さんが梅干屋で働いているという同僚にもらった、つぶれ梅(形が悪くて出荷できなかった梅干をつめたもの)と、昨日煮た南瓜、わかめの味噌汁と、炊きたてのごはんで朝食。そして、本棚の整理を執り行う。途中、飽きてクリーニング屋と、薬局へ買い物に行く。
昼下がりには、難波まで散歩。目当てのラーメン屋がいっぱいのため、福太郎でねぎ焼きと焼きそば、たこポン酢でビール。それから、タワーで、ニティン・ソーニーの新譜を買って(このアルバム、素晴らしい!10月末から11月初旬はこのアルバムばかり聴いている)、南海古書センターで、望月市恵訳の『マルテの手記』(岩波文庫)を見つける。
夜は、鶏ミンチを丸めてつくねをつくり、サラダとワイン。なんだか、食べてばかりのようだが、大丈夫なのか。
明日から入院の母にも電話。母の携帯電話にかけたはずが何故か父が出て、今日は地域の運動会があってなあ、雨で大変やったわあ、などと、自分のことを話し始めるので閉口した。母は憂鬱そうで冴えなかったが、まあ、仕方ない。始まってしまえば、あとは終わるのを待つだけだ。
いろいろ本を読んだけれど、何を読んだか、記録も残してないし、もう忘れてしまった。